Vertical Speed

vertical speed meter
 昇降計です。1分あたりに 上昇・下降した高さで 縦方向の速さを表しています。
目盛りの単位は 1000feet per min. です。(1000feet/分)
 ステッピングモーターの回転出力軸は中央ではありません。内部に減速ギアが入っているからですが、出力軸がずれていることは便利なときもあります。
メーターに使うためには 外形54mmの丸い枠にちょうど収まるようにする必要があります。はみ出ると、パネルの穴に前面から取り付られなくなります。
 指針は手近にあった白いプラ材を加工してます。
 その後、最大の値を ±2000ft/minでは不足するため、 ±4000ft/minに変更しました。

前面からのメーター照明

 照明を前面から白色LEDで当たるようにしてみました。 AirSpeedメーターでは上質紙の目盛り板の裏側から光を当てていました。目盛りは見やすいのですが、指針は黒く影になって見やすくはありません。それで 表側から光を当てればいいかなと試してみました。 使ったLEDはチップタイプのものです。
 LEDは直接、光が眼に入らないように やや目盛板向きに角度をつけ、2つのLEDを120°離して 枠に取り付けました。
vertical speed

config設定

FSUIPC の次のような指示に従って、m/秒の値で出力された値を feet/分 に変換しています。
vertical speed Offset メートルからフィートへの換算は 1m = 3.28084feet なので、Transformation : $ x 60 x 3.28084 / 256 にします。
動作は±4000ft/minに設定すると、この範囲だけでメーター指針が動くようにできます。Interpolation : 4000 x (60X3.28/256) = 3075 vertical speed Setting

目盛りの設定

初めに製作したものは セスナ機の昇降計にならって、最大値を2000ft/min にしていました。これで運用していると A320で3000ft/min程度が必要なので 指針が振り切れます。STOL(Short Take-Off and Landing)性能のいいATR42機では目盛りの最大値が6000ft/min になっています。
いろんな機体を選べるので どのくらいにすべきか迷うところです。
next
logo