Turn coordinator
2つのステッピングモーター
'旋回率' と '旋回の釣り合い' の2つの表示のために、ステッピングモーターを2つ使いました。
内径52mmの内部に納めるために、前後にずらして配置。モーターを固定する枠に 1mmのアルミニウム板を使いました。紙で型紙を作り、実際に曲げてみて位置などを確認してからアルミニウム板を切りました。曲げる順序を考えないと万力で加工できなくなります。
モーター軸の延長は真鍮板を丸めて、このパイプに はめ込んでいます。3mm真鍮棒にも銅板を巻き付けてパイプの内側にハンダ付けです。回転角度が60°以下と小さいので、少し偏芯があっても影響はないでしょう。固くはめ込むだけで モーター軸と固定しないのは修理・調整などで分解することを考慮して。またプログラムのミスなどで回しすぎても、壊さないように。
config設定
Mobiflight の Config調整は 少しずつ動作をさせて確認して進めました。
Ball を動かすのにはちょっと工夫が入ります。FSUIPCのoffset 0x036E から得られるデータのままではうまくいかないので、つぎのように加工する必要があります。
if($>127,$-255,$) --- 現在の値 $>127 の場合は $-255 に、それ以外の場合は $ にします。
また、AutoZeroは 値が0の位置へ指針が戻るようになっているので、値の変換などでは $=0 のときに 定位置になるようにSet Zeroを設定します。
Steps per revolution の sim/stepper欄は 1536 / 2048 にしました。これは 30°回転させるのにsimを128出力しているので、360°回転させるには 128×360/30=1536 を元にしています。
MSFS/FSXのオートラダー設定がOFFになっていないと、自動コントロールされてしまうので ボールは動きません。