バックライト
バックライトを付けてみました。目盛板の後方から白色LED6個で照らしています。分解した液晶パネルから切り出したプリズムシートや散光板などを間にはさんで、光源とは 1cmほど間隔を空けています。これで全体にむらなく明るくなりますが、白い指針が影になってしまいます。白くするには透明アクリル棒で指針を作って 中心から光を導いてくる方法も考えられます。
メーターの照明をこのように目盛りの裏面から当てるのか、表面横に取り付けた側面からがいいのか、どちらにすべきか。まだまだ迷っています。
config設定
目盛りは等間隔ではありません。これは対気速度を測る機器の構造上しかたのないものなのでしょう。 Mobiflightでは このことはConfigWizard の中にあるModify のところで調整できます。よく考えられたプログラムです。
Modifyのところで Output Value を マイナスにしてあるのは 回転方向が逆になったからです。ステッピングモーターの配線を変更しても修正できそうですが、この計器だけ接続を変えることは避け ソフトウエア側で対応しました。
Didital-AirSpeed
デジタル表示の追加
高度計と同じように、アナログ指針にデジタル表示を付け加えました。LEDは3桁表示の 0.25inch カソードコモンのLED OSL30251-LYG を使いました。
アナログ目盛りも再検討して、数値表示を変更しました。目盛りの変化がリニアでないのは実際の計器に合わせています(リニアに目盛りの付いている機種もありますが)。最大値をどのくらいにするのか、機種によって違うので よく使う ターボプロップ機に合わせています。最大350knotsでは ジェット旅客機などを運用するには足りないのですが、アナログにデジタルを加えることで 表示できるようになりました。
MAX7219
Altimeterにデジタル表示を加えるときに使用した MAX7219 に追加表示させています。
MAX7219には8桁の表示能力があるので ALT3桁+Speed3桁の両方の表示を担当させます。Arduinoの出力pinを新たに使わなくてもすみます。 Rset抵抗は明るさに不足はなかったのでそのまま変更せずに使っています。
config設定
MobiflightのModuleはデジタル高度計と共用です。Display のところで、これまで3桁だったのを8桁に修正、そのうち1,2,3に使用するチェックを入れました。FSUIPC offset は0x02BC でIndicated Air Speed を指定。値が128倍されているので、$/128 と元に戻してます。
mobiflight9.6になって右詰表示がうまくできなくなりました。そのため Transformの値は 小数点以下を四捨五入するため Round($/128,0) にしています。