Flap Position Indicator

Flap
フラップの展開状態を表す表示器を作り始めました。ATR42機のコックピット機器を手本にしています。フラップの状態がイメージできるような表示です。
操作するフラップレバーよりも、実際のフラップは油圧で動作するので 少し遅れます。その状態を表します。

ステッピングモーターの接続はMobiflightでは10個に制限されています。すでに10個使っていることと、動作角度が小さいので ここにはサーボモーターを使ってみました。
サーボモーターSG90の回転は180°までですので使用できる機器が限られます。また、動作電圧は5Vですが、電流は最大1Aを越えるようなのでArduinoの端子から電源は取れません。
ステッピングモーターは動作音は聞きとれないくらいでしたが、サーボモーターはしっかり動作音がします。

サーボモーターの設定

SG90 サーボモーターは回転方向が 軸側から見て 左(反時計)回りに動くのが基本だそうです。メーターを製作するためには 、右(時計)回りに動いてくれないと使えません。このフラップ位置を示す計器でも 0°の位置から右回りに回転してほしいのです。
逆回転させるには ギアを一段使えばできますが、ここでは Mobiflightの設定Modifyを使いました。
しかし このままだと電源が入ったときに、指針が180°左回転して 0の位置へ動きます。動作範囲は60°くらいの回転角度になるよう Max ratation を33%にしておきます。180°x0.33=59.4°
Flap positon

Servo motor  メーターのサイズ径がちいさいので モーターは少し斜めにしても 入れられるかどうか。はみ出した片側の取り付けタブ部分は切り取ります。
モーター軸の周囲に出っ張りもあるので、固定方法はネジだけではうまくいかないようです。何か取付方法を考えます。
 付属のアームをサーボホーン と言うそうですが、これは出力軸にしっかりネジで固定できます。ロボットの腕などを作るときには必要だと思います。でも、中央にネジの頭が見えて残ること、回転がメーター中央ではないので 固定すると、設定ミスなどで外枠に指針が当たることも考えられます。無理に回転を止めるとモーターの加熱などが起こります。私はメーターの指針として使いたいので 力はかけません。はめ込みで軽く固定しておくほうが事故を防げます。
pointer  モーターの出力軸に開いている約1.3mm径 6mm長ほどの穴を取り付けに使います。太い銅線をここへしっかりはめ込めるサイズに削り、上端を曲げて つぶし、真鍮の指針をハンダ付けして指針を作りました。

 EXTフラグは必要ないので作りません。これはフラップバルブが油圧でフラップ展開を指示していることを示します。フラップ展開時にEXTフラグが表示されるのは、フラップの油圧回路に漏れがあるときです。

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