グラスミア村も観光の方がたくさん来ておられました、ここはちょっとにぎやかな観光地でした。村に入ってから目指すYHへの道がわからなくなりました。ここの地図は簡単なものしか持っていません。少し探しながら歩いて、ガイドにあった通りの名前を見つけました。そこから山あいの道を入っていきました。
Grasmere Butharlyp Howe の建物はコニストンYHと同じようにスレート板を積み上げた石組みがみごとです。さらに建物全体が大きく凝った造りになっています。受付を済ませて２階へ上がると、部屋はまだだれもいません。荷物を置いて食堂に下りるとそこはガラス窓が広くとても明るいへやです。外の芝生の庭ではクリケットをやっています。ルールを知らなかったのですが 野球のようにボールを投げてそれを打っています。投手はソフトボールとは逆の回転で手をぐるぐる回し、高い位置でボールを放して投げています。バットの打面は平たくなっています。
YHを出て、筆記具とスケッチ用紙を持って グラスミア湖を見に行きました。車の通る道を進みましたが、湖の北岸にはずっと柵や建物があって湖に近づけません。描きたくなるところは見つけられません。戻る途中に見つけたお店Sam Read Booksellerは本だけでなくおみやげも売られていました。ここで 缶入りのハッカ飴を見つけて買いました。この缶はチョーク入れにずっと使ってきた私にとっては大切な相棒です。
夕食はメニューから選べました。BrasedSteakはステーキではなく牛肉の煮込みでした。おいしい夕食をたべすぎてしまいました。デザートのアイスクリームまでしっかり食べました。この食堂はテーブルも広く明るいのでハガキを仕上げるのにゆっくりできます。いつものように鉛筆やペンを机に出して、いすの上にあぐらをかいて座り込み ハガキを書き上げました。
食事のあとはどこか描けるところはないかと探し歩きました。このユースホステルYHの建物も石組みですばらしいものです。でも複雑な建物全体をスケッチするには時間がかかりすぎます。代わりにキッチン横の石組みだけでも、石の形までなるべく正確に写してみようと描き始めました。玄関そばでコーラを飲みながらスケッチをがんばっていました。座るところがないので立ったままです。しばらくして、通りかかられたおばさんがスケッチをのぞきに来られました。食堂であなたのことを話してたのよ、と話しかけてもらいました。正確には聞き取れなかったのですが、前のユースホステルYHでも私のことを見ておられたようでした。
早く寝ようとしましたが、今夜は食べ過ぎて胃がもたれて なかなか寝付けません。
